休日の看護師たちの過ごし方あるある

看護師は休みの日にも、つい無意識に仕事のことを考えている時間がある。
申し送りに不足がなかったか、看護記録を書き忘れていないか、ふとした瞬間に不安を抱いてしまうことは珍しくない。また、自宅でナースコールの幻聴が聞こえるのも看護師あるあるだ。些細なミスが事故につながりかねない、医療現場で働く看護師ならではの休日と言えるだろう。

そのほかにも休日の看護師あるあるは尽きない。
夜勤が続くシフトだったり、日勤と夜勤に交互に入るようなシフトだったりする場合、せっかくの休日を寝て過ごすことになる看護師も少なくない。さらに夜勤明けの看護師は空腹を感じやすく、うっかり飲み食いしがちだ。夜勤明けに「今日は一日休みだ!」と休日気分になりついつい暴飲暴食してしまい、あとになって後悔する看護師も多いだろう。

休日も仕事のことで頭がいっぱいになりやすい看護師だが、プライベートでは充足感を覚えることが多いのもこの職業の特徴だ。特に翌日に休みを控えた夜勤明けは、仕事をやり切った満足感と待ち望んだ休日を迎える幸福感に酔いしれることができる時間でもある。
そして休日をとことん趣味の時間にあてる人が多いのも、看護師あるあるのひとつだ。旅行やジム通い、手芸といった趣味を持つことで、仕事とプライベートのメリハリをつけることができるからだ。不規則なシフト勤務が続くこともある看護師にとって、息抜きや気分転換ができる休日は何ものにもかえがたい。

貴重な休みをどうやって有意義な時間にするのか、看護師にとって重要な課題とも言えるだろう。