責任感の強い看護師にとってのあるある事情

看護師として働いている人の多くが感じている「あるある」のひとつに、いつもよりも仕事が早く終わると何かやり残していないか心配になるということがある。
看護師は患者の生命を預かる重責を担っている一方、日々の仕事にはルーティン化しているものも多くある。そのため責任感から、仕事が早く終わるということは本来やっておかなければならない業務が何か残っているのではないかと感じてしまうのだろう。

また、勤務中に救急車のサイレンの音が聞こえると、自分のところに患者が運ばれてこないことを祈る、というのも看護師あるあるのひとつと言えるだろう。
これは決して重篤な患者を看護したくないというわけではなく、むしろ手の施しようがない患者を目の前にして自らの無力さを感じたくないという気持ちからくる感情かもしれない。当然、最終的に自分が急患に対応することになった場合には、全力をもって手当をしようと奮闘するのも看護師としての性(さが)である。

さらに、白衣を着たとたんに戦闘力がアップするというのも看護師のあるあると言えるだろう。
普段は非常におっとりとした性格をしている人が、白衣を身にまとった途端にまるで別人になったかのようにきびきびと仕事をし始めるということは看護師の職場では珍しい光景ではない。白衣を着ることで、オンオフの切り替えがなされ、アドレナリンを全開にして患者に対して全力で向き合うのが看護師という人種なのである。

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